鞄作りのここが面白い

■全くの初心者ですが時間を忘れるほど熱中しています

 私が髙木に転職する以前、サービス業に携わっており、鞄関係の業種についたことはありませんでした。そんな私が髙木を転職先に選んだ理由は二つあります。
 まず、私は昔から何かに没頭すると時間を忘れて打ち込む性格であり、生産業が向いているのではと考えたからです。
 二つ目に、実家が革ベルトを生産する会社だったこともあり、昔から革やミシンが身近にある環境で育ちました。転職を考えている際、両親から仕事の魅力を教えられたことが大きかったと思います。
 現在髙木に入社し日々の業務を覚えることで大変なことも多いのですが、鞄づくりの魅力について日々発見することも多々あり、転職して良かったなと思います。

■“自分の技術力を点数で言うと”
 正直なところ、”0”ではありませんが、限りなく低いと思っています。現在私は主にニス塗りの業務を行なっていますが、上司の仕事の速さと、仕上げの出来に驚かされてばかりです。上司からアドバイス等聞くことが多々ありますが、上司はこれまで経験してきたことの蓄積があってなし得ることで、経験も何もない今の私に真似することは到底できません。比べるべくもないのですが、上司のようにできないことが悔しいです。
 私が目先に目指すところは、求められるクオリティを当たり前に出せることと、作業の効率化だと思います。現在担当しているニス塗りの作業は、たかがニス塗りと経験者は言うかもしれませんが、自分にとっては作業のコツや勘所などは発見の連続で、奥行きは深く、とても面白い仕事だといえます。ただあくまでも鞄作りの一工程に過ぎず、そこにとどまっているわけに行きません。どの持ち場でも新たな技術を習得し、先輩の技術を盗み取ってゆく努力が必要だと思います。実際に先輩社員の仕事の出来を見ても、私から見れば素晴らしくても、先輩たちも満足しているふうには見えません。おそらく技術の到達点というものは絶対にないと思いますし、それだけに自分の仕事が100点だと言える日は来ないでしょう。しかし少しでも自身の仕事を評価してもらえるように努力したいと考えています。
令和4年入社 男性

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