OSAKA KABANへのこだわり

■OSAKA KABANここがすごい
OSAKA KABANを実際にご覧になりたいと言う方は多いのです。でも残念ながら今はまだ全国でご覧頂くことができません。
その理由の一つが、同社製造体制が現状ではOEM(Original Equipment Manufacturing)つまり、他社の製品の製作を優先している為、自社製品の製作を大規模に行えないこと。
専業メーカーのため、流通での太いパイプを持ち合わせていないことがあります。
OSAKA KABANは、当社だけのブランドではなく、品質に重きをおいた鞄作りを目指している仲間の同業他社とで、育て上げた地域ブランドです。
それだけに、どこでも良いから製品を置いてほしいと、営業しているわけではありません。
まだまだ取扱店は少数ではありますが、作り手としてのOSAKA KABAN製造各社の製品をチェックしていただき、自信のもてる商品だけを置いて下さるような販売店様に自社製品を置いていただきたいのです。
これからも着実にOSAKA KABANブランドを育ててゆきたいと考えています。
私たちの製造する鞄は、決して安くはございません。むしろ高い方かも知れません。
実際の鞄をご覧になられた方からは、好評を頂いています。
様々な方にもご満足いただけるOSAKA KABANの違いを、株式会社髙木の髙木社長にお聴きしました

OSAKA KABANは、大阪鞄協会加入の鞄メーカーの製品で、大阪かばんブランド委員会が設定した品質基準をクリアした鞄のみが、ブランド登録できる地域ブランドです。
その認定基準は、別表の通りですが、髙木はその中でも特に、品質とは何かについて考え、自分なりの回答を得て、OSAKA KABAN製造に着手しました。

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当社では創業の1951年以来、日本国内外の大手鞄メーカーやファッションメーカーなどの高級鞄のOEM供給を行って参りました。
多くのOEM製造を受諾するたびに、貴重な製造経験を蓄積することになったわけですが、一方では「この部分のパーツ製造をもう少し費用をかければ」とか「革の品質をもう少しあげれば」などと、品質を上げたい気持ちになることもありました。
依頼されるブランドでのイメージや販売価格、デザインなどは社内で検討され、仕様が決定されたわけですから、製造側の我々がなかなか口を挟めるわけではありません。
当社ではOSAKA KABANの構想が生まれるまでは、自社製品の製造は殆ど行っていませんでしたが、自分たちが持っている技術や、コンセプトが果たしてどこまで通用するかという、力試し的な気持ちもあって、参加しました。

特に当社が力を入れたのが、妥協しないと言うこと。それは消費者の目に触れる表面の素材だけではなく、おそらく多くの人が気づかないだろう、裏地や芯材などにこだわり出来上がりの形状、感触、風合いまでを考慮した物に仕上がっています。
また、革に関しても様々な国内外の革を見比べて、発色の良いイタリア製革皮革を使用することに決めました。
さらにハンドル等のコパ部分(革の切断面)処理にも細心の注意と技術をもって製造しています。革の切断面をきれいに磨き段差をなくし、さらにコパ処理剤を塗り、その後磨きをかけ更にコバ液を塗っています。普通はそこまで丁寧にやる必要があるのかと言われる工程ですが、長年ご愛用いただける、「髙木の真意の技術」を体感して戴くため、こだわりました。また、普通では革を縫い合わせるだけの、留め具、ベルト、フラップなどにも革と革の間にクッション材を埋め込んで、柔らかさと、風合いを創り出しています。
縫製に関しても、細心の注意で製作しており、髙木の技術をすべて注ぎ込んだといえる仕上がり具合です。
さらにわかりやすく言えば、当社のトップ職人が一から鞄を創るとしても、おそらく1個あたりの製作時間は2日以上かかると思います。もちろん社内の分業体制をとっていますが、それでもOEMに比較すると、随分と手間のかかった鞄になっています。
髙木のOSAKA KABANは、女性向け製品を多く製造しています。最近お手軽に持っていただける財布なども製造を始めました。
髙木では働く女性、知的で凜とした女性に愛用いただけるような製品を生み出し続けます。機会があれば、是非手にとってご覧頂きたいです。手にとって頂ければ、髙木の鞄の素晴らしさに気づいていただけると、私は自信を持っています。

談 髙木久爾社長

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OSAKA KABAN ブランド認定基準

大阪・関西らしさ1.大阪府・関西圏で生産・製造・加工されている
2.大阪・関西のイメージアップ、PRにつながる商品である
コンセプト1.消費者ニーズを踏まえた商品開発等により商品イメージ、商品の特徴や強みが、明確になっており、訴求力がある
2.熱意、こだわりを持って生産・製造・加工されている
信頼性及び
安全性
1.外観、機能性等に優れ、他に誇れる高い品質を持ったものである
2.優れた生産技術を有しており、品質管理の体制が整っている
独自性1.ネーミング、デザイン、機能等において同種の商品との差別化が図られている
2.独創的であり、アイデアに富んでいる
3.古くからの伝統技術、又は先進技術、独自の技術で生産・製造されている
市場性及び
将来性
1.将来にわたり継続的かつ安定的な生産・製造、販売ができ、拡大が期待できる
2.ブランド認定を通じて、大阪・関西の地元企業・個人として更なる成長が期待できる

補足説明

大阪かばん」ブランド コンセプトとは

「大阪かばん」とは130年以上続く伝統に裏付けされた確かな職人技と技術との融合により生み出される逸品であり、ブランドを所有する大阪鞄協会が独自に設定した品質基準を満たした鞄だけがブランド登録することができる地域ブランドのバッグです。

大阪かばんブランド委員会にて審査し、「大阪かばんブランド」として認証された日本製ハンドメイドの最高峰である大阪のかばん製造技術を次世代に継承し、最高品質の製品を提供し続けていくことが大阪かばんブランドの意義です。

「大阪かばん」ブランドを作る目的

130年以上続く鞄職人の地で受け継がれてきた環境(技術・設備・職人)を次の世代に引き継ぐためにも大阪発の高品質なカバンを製造し流通させることによって、鞄の産地=大阪(大阪かばん)という認識をひろく一般に定着させ、鞄に関する人・モノの流れを大阪に集めるようにして永く事業を継続できるようにする。

 

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