鞄作りのここが面白い004

■毎日が試練の日。でもそれが苦にならない面白さ

私が鞄作りで面白いと感じるところは、自分の技術が日々成長してゆくところです。
例えば、両面テープを革に貼るという簡単な作業でさえ、早く綺麗に貼れた時は自分の成長を感じますし、またうまくいかない場合には、だめなところも見えて次への改善を自然と考えてしまっているのが面白く感じます。
また、私が知らない技術を先輩に教えてもらっているときにも面白いと感じます。
先輩はいとも簡単に行っている作業なのに、自分がやると上手くいかない時も、悔しさもありますがとても面白く感じる瞬間です。
なぜ自分が上手に出来ないか。先輩はどうやっているのかを考えている時や試行錯誤して少しでも出来るようになれば、仕事がますます面白くなります。
極論すれば、日々の成長が感じられる仕事だからこそ、面白いと思うのでしょうね。

■髙木で目指しているもの

私が髙木で目指しているものは1人で鞄が作れる一人前の職人になる事です。
現状の私は鞄の理解度もミシンの技術、ミシン以外の仕事もまだまだで先輩に教えてもらってばかりです。
ミシンに関しては先輩の作業時間の何倍もかかり、ミシンを踏んでいて少しでも早く綺麗にやりたいのですが経験豊富な先輩のような動きはなかなかできません。これからは、練習を重ねて先輩のようになりたいと思っています。
鞄の理解度に関しては自分で鞄の型紙を切り出して1から鞄を作ってみて、自分の理解してないコツや勘所を導き出し、鞄そのものや鞄作りの技術理解度を高めて行きたいと思っています。

令和3年入社 男性

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